めざすのは、余白のある生活

空間・時間・気持ちに余白を作るために、モノを減らしていこうと思います。

入院した時の話の4回目です。


~4日目~
朝、看護師さんが二人来て、まず一人の看護師さんが点滴の針を刺してくれました。

でも残念ながらうまくいかず、もう一人の看護師さんが交代して、1回でうまくいき、お互いほっとしました。


昼前頃、私は、点滴の速度がいつもよりかなり速いことに気付きました。

ナースコールをして、そのことを伝えると、速度を遅くしてくれました。

私の点滴は、あえて3時間かけて体へ入れる方法がとられていたので、速すぎるのはよくないのだと思います。

またもや自己管理…

結局、この点滴が最終となりました。


もう一つの問題があり、急遽退院することになったのです。

その問題とは、同室の患者の人がうるさい問題です。

夜じゅう15分おきくらいに、「痛い」とか「つらい」とか大きな声を発するのです。


その人は、私が入院した翌日に向かいのベッドに入ってきました。

手術して数日後だろうと思われます。

初めは、術後の痛みで気の毒だなと思ったのです。

ところが、その人は、看護師さんが来て容体を聞かれると「大丈夫」と言うし、夜寝られたか聞かれると「寝られた」と言うし、落ち着いた口調で「ありがとう」とまで言うのです。

看護師さんが出ていくと、「痛い!」と大声で言うのです。


来た日は、半信半疑でもあり、我慢しました。

ほとんど寝られませんでしたが、次の日には少しは痛みも和らぐだろうしましになるかなと思っていました。

ところが、翌日の夜もひどいものでした。


私はたまらず、午前3時頃ナースステーションへ行って、仮眠室のようなところでもいいから別の部屋はないかと聞きました。

今空いている部屋はないと言われ、睡眠導入剤を勧められました。

それは断り、その夜は我慢して、翌日先生に退院できないか頼んでみることにしました。


せっかく、安静にするために入院したのに、これでは何のための入院か分かりません。

もしかしたら悪化しているかもと不安になりました。

後で分かったのですが、私の隣のベッドの人は睡眠導入剤で眠ったようでした。

とにかく、先生が退院を許可してくれたのでほっとしました。


入院の話は、今回で終了です。

病気にならないに越したことはないですが、年齢的にも可能性が増えてきます。

まずは、できるだけ体調管理をすることが自分の身を守ることになるんだなと痛感しました。



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入院した時の話3回目です。


~3日目~

私の腕の血管がすごくわかりにくいらしく、点滴の針を毎日刺しなおすことはせずに、残しておくことになりました。

針を残しておくことについて、なんとなく気になったのでネットで調べました。

私の入院期間はあと5日は残っていました。

その間じゅう針はこのままでいいのか、という疑問がわいてきたのです。

ネットですぐ出てきました。

正しいかどうかわかりませんが、96時間まで大丈夫というものでした。


不安になっていた私は、看護師さんにどれくらいそのままにしておいてもいいか聞いたところ、1週間という答えでした。

実際の運用はそうしているのかもしれませんし、それで問題も起きないのかもしれませんが、私は、失礼は承知の上で、ネットで調べたことを伝えました。

もう遠慮はしていられないと思ったからです。


次の日の点滴は、針が残っているので、管をつなげるだけで安心でした。

ところが、初めはよかったのですが、最後のほうになって、液が入っていかなくなってしまいました。

何とかほぼ終了しましたが、もう、針を抜くしかありませんでした。


針を残しておくことを心配する必要はありませんでした。

ただ、明日はまた、針を刺す問題が出てくるんだと思うと憂鬱になりました。



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前回に続き、入院した時の話です。


~2日目~

午前中、点滴をしに来た看護師さんに「血管がすごくわかりにくいですね」と言われました。

腕を曲げるところならわかりやすいからそこでもいいかと聞かれました。

点滴は3時間かかるので、トイレにも行きますし、昼食時間とも重なるので困るなと思い、そう言うと、曲げない所に刺してくれました。


2時間くらい経った頃、ふと腕を見ると少し腫れています。

ちょうど同室の患者さんの所に来ていた看護師さんにそのことを伝えると、「液が漏れているから刺し直します」と言われました。

その看護師さんが針を刺す準備をしました。

腕に、前日刺した跡が残っていたのですが、その看護師さんは、その、昨日と同じ所へ刺していいかと聞いてきました。

私は、医療的にそれをしていいのかどうか知らないのと、気持ち的には嫌だなと思うのとで、返事に困っていました。

でも、さっきあんなに難しそうなことを言われたので、それしか方法がないならそうするしかないのかなとも思いました。


この時点で、点滴ってけっこう難しいことなんだと思いました。

以前、風邪をこじらせた時、近くのクリニックで点滴を受けたけれど、そんなに大変な思いをした記憶がなくて。


その看護師さんは、私の腕を眺めてどこに針を刺すか迷っていました。

そして、朝の看護師さんと同じように、腕を曲げるところでいいかと聞いてきました。

もうそれしか方法がないと思い「いいです」と答えました。

そして、腕を曲げる所(採血をする時に刺すような場所)に針を刺しました。

ただ、他の看護師さんのように、いろいろ腕を観察してこのへんだなとあたりをつけたり、覚悟を決めるといった感じではなく、分からなくて適当に刺したことがこちらにも伝わってきました。

刺した後すぐ、その看護師さんが「痛いですか?、痛いですよね?」と聞いてきました。

すごく痛くなってきたので、針を抜いてもらいました。

その看護師さんは、もう昼食時間だから、その後出直しますと言って出ていきました。


私は、その看護師さんが刺すのは無理ではないかと不安に駆られだしました。

そして、何度か刺し直すことは仕方がないと私も思いますが、あの適当な感じに嫌悪感を感じました。


迷った挙句、思い切って、ナースステーションへ行きました。

言葉がうまくみつからなくて「ちゃんとできる人にしてください」と言ってしまいました。

ちょうど近くにいた看護師さんに言ったところ、その看護師さんは周りのみんなに聞こえるように大声で「ちゃんとできる人にしてくださいですって」と言いました。


その後、部屋に戻ってしばらくすると、全く別の看護師さんが点滴をしに来ました。

異様な緊張感が伝わってきました。

きっと私はナースステーションでクレイマー扱いだったのでしょう。

ともかく、先程の看護師さんとは違い、刺す位置をよく吟味していました。

無事刺さった後、「今後この針を刺したままにしておく」とその看護師さんが言いました。


その日は、私も注意深く終了をチェックして、ナースコールをしました。

管を外しに来た看護師さんが「針を抜けばいいんですよね?」と私に聞いてきたので、私は「針を残しておくって言ってましたよ」と言いました。

それもこちら(患者)が言わないといけないのかと思いました。


というわけで、2日目に、点滴の針を刺す問題が起きたのでした。



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